商業高校実科競技大会開催!
2021.11.25
学園総合
京華商業高校の特徴的な行事のひとつに「実科競技大会」というものがあります。全学年・全員で取り組むイベントで、ゲーム的な要素をもちながら日頃の学習成果を試すことができる大変面白い内容です。今年は11月24日(水)に開催されました。
今回は実科競技大会当日の様子をお伝えします。
例年、4号館6階の新体育館を会場としていますが、昨年と今年は教室での開催となりました。8時30分に校内放送で開会宣言がされ、校長挨拶や諸注意の説明がありました。8時40分、まずは個人競技からスタートします。
「個人総合競技」は全校生徒が30分間、英語・数学・国語・理科・社会・時事・商業科目に関する知識を競い、クラスの平均点で順位をつけます。
続いて団体競技に移ります。団体には3種類の競技があり、それぞれ内容は異なりますが、全員参加型という共通点があります。
「アカウンティング競技」は全員が精算表を解き、当期純利益を算出します。クラスの座席列ごとに集計、廊下に待機している採点担当の教員に渡します。すべての列が正解したらクラス委員が集計し、再度採点担当までもっていき、正解できたらゴールとなります。
クラス委員が緊張しながら採点を待っています
「ロジック競技」は全員でロジック問題を解き、座席の列ごとに問題を変えていて開始5分が過ぎると列ごとに相談することも可能です。列として答えを出し、採点担当のチェックを受けて正解すればゴールです。
列の仲間と相談しながら問題を解き進めます
「カリキュレート競技」は全員で計算問題に取り組み、座席列毎の値を集計、採点担当のチェックを受けます。すべての列が正解したら、各列の合計値をクラス委員が集計し、再度採点担当のチェックを受け、正解できたらゴールとなります。
教室内に電卓を弾く音が鳴り響きます
今回からタブレット端末+電子黒板を活用
廊下にいる採点担当教員がクラスや座席列毎の状況を入力します
各クラスに設置されている電子黒板には下のように伝えられます
団体競技が終わり、午後にはスピード入力競技(2・3年生希望者)と1年生クラス対抗競技を実施しました。
閉会式では、それぞれの競技について成績発表と表彰が行われました。
「実科競技大会」は個々の日頃の学習成果が試せるだけでなく、効率化やチームワークも学ぶことができる魅力的な行事です。商業系の科目は言葉だけを聞くと難しく感じるかもしれませんが、こうした手法で楽しく学べる工夫をしています。
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